愛のゲートの開き方
色んな人のご相談を聞いたり
周囲を見渡してみると
パートナーシップで悩んでいる人が
とても多いです。
私は女性から聞くことが多いのですが
女性が悩んでいるということは
男性の課題でもある
ということだと思います。
先日、もうすぐ40歳になる女性が
ご自分の状況を「絶望的だな、と思うんです」
と話していました。
もうすぐ40歳、未婚、彼なし。
この先子どもを産まない人生を歩むことが
段々確定的になってきている
そのことへの焦燥感を話していました。
同席していた43歳の未婚の女性。
「私もそう思っていたけど、40歳過ぎてあきらめたら、
楽になったよ。」
こんな気持ちを感じながら生きている女性
日本中にあふれているんだろうな
と思います。
そして、私が最近感じていたのは、
このような悩みを抱えている女性は
何か自分に悪いところがあって
それを直したり変えたりしたら
この流れが変えられるかもしれないと
思っているようなのですが
果たして本当にそうなのか?
ということです。
だって、彼女たちに
何か原因があるようには
見えないから。
自分に正直で
思いやりも優しさも聡明さもあって
きれいで
お洒落。
そんな彼女たちの話を聞いて
思っていました。
これは何か別の原因があるはず。
お一人お一人から話を聞くと
その人の悩みのように聞こえるのですが
これほど多くの人が悩んでいて
解決できないから
日本は超少子高齢化に向かって
着々と進んでいます。
私は、これは個人がどうこうしようとして変えられない
大きな流れ、大きな何かのはからいではないか
と感じています。
もしそうだとしたら
その大いなる何かは
私たちに何を気づかせようとしているのでしょう?
パートナーが今いないことも
この人生で子どもを産まないということを味わうことも
私の何かが悪いから
という思いこみをやめる。
アナ雪の『ありのままで』という歌が
あれほど大ヒットした背景には
もう自分を直すという考え方を
終わりにしようというメッセージがあるようにも
思います。
このタイミングで生まれている私たちが
宇宙からもらった愛
「もう自分をなおさなくていいよ」
このメッセージを丸ごと受け取ったとき
次の愛のゲートは開く
そんな気がしてなりません。